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教え

一人前になれば

 「本日こうして家の中にすわらせていただく事になりました。天巳大神様ありがとうございます。今日はようこそ迎えにきてくれた。これからは、家の守り神として、共に歩ませていただくゆえに、しっかりと手を合わしてこいよ。いつも自分には、神様がついて下さってる事を思うて自信をもって歩むのじゃぞ。いつも名(天巳大神様と守護神様)を呼んで、手を合わすれば、はたらくゆえに、手を合わするを忘れるなよ」と神様より、神教え(みおしえ)いただいた方がありました。
 
 その方は、若い男性で、来月に結婚を控え、その前に、天巳大神様と守護神様をお迎えさせていただいたのです。神様の神言葉に「ハイ」と気持のよい返事をされておりました。
 
 世帯をもつ前に、守り神様をお迎えし、新しき希望のある人生を歩まれていく事でしょう。
 人生には、山あり谷ありです。いつなんどき、山を登り、谷を越えなければいけない時があるか分かりません。そんな時、天巳大神様、守護神様がお守り、お導き下さるのです。
 
 又、ある方が、息子さんが結婚するので、どうか幸せにおいていただけます様にとのお願いでお参りされました。
 今から二十五年前、息子さんが誕生した時、黄疸がきつく、命が危なかった時、天巳大神様にお願いし、助けていただいてたのです。ご自身は神様にもお参りもし、つとめさせていただいておりますが、子供にはあまり手を合わす事、お参りする事を教えておらず、日々を過して、二十五年が過ちました。いよいよ息子さんも独立する時期になったのです。
 
 早速、天巳大神様に結婚しても順調にいかして頂ける様ご祈願させて頂きました。
 そして、「願うばかりではもうひとつじゃ、手を合わす事を教えていかな、一人前になったら、親の願いだけではいかんぞ、一人前になれば己の因縁に責任をもたな、小さい時から手を合わす事教えていかな、いざという時には思う様にいかんぞ。
 
 守護神としてはそれが不満じゃ。好きな事させておいて、あれを守れこれを守れでは通らんぞ」と神教えいただきました。
 この様に、小さい頃より、神様、ご先祖様に手を合わす事を教えるのが親のつとめであり、責任であると教えて下さっております。親のひ護で守られる時はいいのですが、独立する年令になれば、自分で何事も解決していかねばならないのです。
 
 子供が世帯をもてば、たとえ、分家でも、天巳大神様、守護神様(各家の守り神様)をお祀りし、先祖まつり(先祖からの宗旨で)をし、日々手を合わしていく事を教えていくのが親としての責任です。
 親の背を見て、子供が育っていくのです。

死を感じて

 水の恋しい季節となってきました。毎年、暑くなってくると、新聞に悲しいニュースが目につきます。
 
 この話しは、Tさんの大学生の息子さんが、夏休みで帰省している間の出来事でした。
 ある日の夕方、電話が鳴り、何かしら胸さわぎを覚え、あわてて電話をとりますと、病院からで、「お宅の息子さんが、海でおぼれて、救急車で運ばれました。すぐに来て下さい」との事です。びっくりして、全身の血が引いていくのが分かりました。必死に「命は大丈夫ですか」と聞きますと、「お宅の息子さんは、水を少し飲んだだけで大丈夫です。でももう一人の子供さんは、だいぶ水を飲んでいて、危険です」という返事。病院名を聞き、神様にお祈りしながら、主人と病院へ走りました。
 
 病室に入りますと、家の子供は、点滴をしてもらいながら、元気そうで照れておりました。
 危険な状態の子供さんの方は、苦しがっておりました。でも救急隊の人に人工呼吸をしてもらい、水を吐いたので、肺炎をおこさなければ大丈夫だという事でホッとしました。
 親御さんが見えてないので家の方へ電話しますと、お母さんがまだ居り、非常に心配しておりました。その方の家は、田舎でお父さんが急を聞いて、勤め先から、お母さんを迎えに行き、それから病院へ来るので遅くなっておりました。
 様子をお話ししますと、安心したらしく喜んでおりました。
 
 電話が終るか終らない内に、その子供さんが、急に胸が痛くなり、皆んなさわぎ出しました。お医者さんもびっくりし、人工呼吸をした時にきつくしたから、骨が折れているか分らないとレントゲンを撮ったりしております。とこらろがなぜか分からない様で不思議がっておりました。そして、両親が病室にかけつけますと胸の痛みも治まってきました。
 
 後でお母さんに聞きますと、電話する迄心配でたまらなかったのが、大丈夫だと分かってから、「いつも心配ばかりかけて」と、無性に腹が立ってきて仕方なかったそうです。そのお母さんの思いで、息子さんの胸が痛くなったのです。
 その後、日に日に元気になって、一週間程で退院できました。
 
 息子達に話しを聞きますと、その時、台風が来ていて、海がシケていたのに泳ぎに行き、浅瀬で遊んでいたのに、気がついたら沖迄流されていて、一人がおぼれ、それを助け様として二人共おぼれたそうです。「もうダメだ」と思った時、サーフィンで遊んでいた人が、近くに来てくれて助けてくれたそうです。
 
 生まれて初めて死を感じ、そして助けられた不思議さの中に、神様を感じた様です。人間一生、いつ何があるか分かりません。天巳大神様を信じ、手を合わしている限り、お守りいただけます。

天巳大神様の神教え(みおしえ)

「天・地・人 一体」
 
 天巳大神様は、天すなわち神様、地すなわち御先祖様、人すなわち私達人間、この三つの心が通じ合い一つになった時にこそ、初めてこの世全てが幸せになるのだと教えて下さっているのです。
 
 ですから私達の信仰は、神様の心だけを分かっただけでは駄目であるし、仏様の心だけを分かっただけでも本当の幸せは訪れないのです。まして、人間だけの事を分かっただけであってはならないのです。
 
 神の道、仏の道、人の道を分かり、日々の生活に実行していく事が真の信仰であり、幸せへの道なのです。
 
 天巳大神様は『御頭首様の御心にお宿り下さり、教祖様を御代様として』神の道、仏の道、人の道を神教えて下さり、私達の心の生まれがわり、身の生まれがわりをお導き下さっているのです。

神の道

国・土地・家の神

 国には国の守り神様として天照大神様。各土地土地には氏神様があり、家々には先祖に通じた家の守り神様、守護神様が必ずおすわり下さっているのです。

英霊

 国では靖国神社、地方では護国神社に神様としてお祀りされている英霊。国のため、家族のためにと一身を投げ出して、食べるものも食べず、飲むものも飲まず、戦い亡くなられたこの戦死者には立派に神様としての資格があるのです。仏ではありません。各家庭でも家の守り神としてお祀りしなければなりません。

神々様のおいさめ

 現代、神もない仏もないと神様の存在を忘れ、あるいは伏せ込んでしまっている。この神々様を天巳大神様によって説き明かして頂き、浮かび上がらせて頂かなければ、悪がはびこり国が乱れ、静かな世は訪れません。

仏の道

宗旨は変えるな

 わらの草履をはき、草木の根をかじりながら木を切り田畑を耕し、私達の住んでいる国、家のもとを作り上げて下さった代々の御先祖様に感謝し、先祖から伝わった宗旨は絶対に変えることなく、日々の真心を捧げなければなりません。

お祀り

 たとえ次男三男の分家であっても、親、先祖のない家庭はありません。仏壇はなくても自分達の頂く食卓の上、台の上ででも、ローソクの一本、線香の一本、そして宗祖様、御先祖様、一代仏様、水子様と、お茶やご飯を心からお供えし、ご供養をさせて頂かなければなりません。

上・下

 仏の世界にも、上下の格式があります。かえってこの世よりも厳しいと言えます。いくら我が子が我が子がと思って、亡くなった子供の霊に真心をお供えした所で、御先祖様を通じない限り、子供に与わる事はありません。その家の御先祖様の許しなしには、可愛い我が子、孫の霊も真心を受け取ることはできないのです。
 ましてよその家の仏様は、いくらお供えした所で、その家の先祖の許しのない限り真心を頂く事は出来ないのです。
 御先祖様へ、御先祖様へと真心を通じた上で、可愛い我が子の霊も孫の霊も、真心を受ける事が出来るのです。
 まず御先祖様への真心を忘れないようにしなければなりません。

水子

 水子は、ある程度国でも認められている以上、神様の道でも、ある程度はお許しくださっている事であります。しかしせっかく魂の光を宿しながら、自分達の都合によってこの世の光を見せることなく葬ってしまったこの罪は知らなければなりません。
 その罪を忘れた時、女の病として現れ、子供には必ず発熱や風邪引き、あるいは事故と、不時災難、病となって現れてくるのです。
 一寸の虫にも五分の魂。たとえこの世の光を見なかった水子にしろ、魂はあるのです。
 この魂を葬った罪を自覚し、家では御先祖様の道でご供養を積んでいかなければなりません。

あの世がこの世に写る

 この世で苦しみながら亡くなった人も、仏さんになれば楽にいっているだろうと思いがちです。が、そうではありません。身は死んでも腐っても、その魂はあの世で苦しみ助けを求めているのです。
 この魂の苦しみを分かり救って頂かない限り、苦しみの姿がこの世に必ず現れ、同じように助けを求めなければならない様になります。自分があの世へなでさすりに行く事は出来ません。また墓参りをし仏壇の前でいくらお経をあげた所で魂の苦しみを助ける事にはならないのです。
 お茶を飲みたい仏様にお茶を飲まし、お腹の減った仏様にご飯を食べさせ、その時その時の間に合わせに満足してもらうだけの事にしかなっていないのです。
 あの世の魂の苦しみを教えて下さり、助けて下さるのが天巳大神様なのであります。

先祖の徳を知る

 世の中には、俗に「信心深い」と言われる人で、道の辻の地蔵さんや祠(ほこら)に、又あっちこっちと手を合わせている人が大勢います。
 しかし、いくらあっちこっちと手を合わし、いくら拝んでまわった所で、肝心要、自分の家の御先祖様の徳に手を合わし感謝する事の知らない人は、いくらあっちこっちと手を合わした所で、真の神様、仏様を分かる事が出来ないのです。結局迷っていかなければなりません。
 家の先祖をありがたいものに出来ず、先祖に徳がないと思っている人に、その家その家の御先祖様の徳を教えて下さっているのが天巳大神様なのです。

人の道

親子

 自分の子がよい子であって欲しいと願うのは親として誰でもそうであります。よい子を得るためには、まず自分がよい親でなければなりません。親は子供の手本であり、親の持っている心、姿すべてが子供に写っていきます。
 うちの子はしょうがないと思っている親、まして他人に我が子の悪口を言いまわっている人がいます。こんな親はバカです。それが自分の悪口を言っている事になるという事が分かっていないのです。
 子は親の鏡、親の持っている心、姿、因縁がそのまま子供に写っている事を知らなければなりません。親は子供の良き手本となり、子供が親へ親へとつとめる、そのつとめをつとめがいのあるように受け取れる親にならなければなりません。
 親に勝てる子はない。どんな立派な、どんなに頭の良い、どんなに力のある子でも親には勝てない。それだけ子供として、親には世の中の誰よりも何よりも、恩があり義理があるのです。
 これが分からない子供は、どこへ行っても何をしても成功する事は出来ません。必ず頭を打つ事が起こります。
 誰の前でもどこでも、よい親でありよい子であり、たて合い、つくし合いが出来てこそ、本当の親子の道であります。

夫婦

 たとえ薬で作った男であっても、男は男。家の守護神、御先祖様は必ず主人について働いて下さっているのです。
 それを分からずに奥さんが主人よりえらくなってしまった時には、いくら焦った所でご主人の成功は望めません。家の守護神、御先祖様を伏せ込んでしまって、家が栄えるはずがありません。この事をよく分かって、奥さんは主人をたて、よく仕えの出来た時には主人は栄えてきます。
 うちの主人はうちの主人は、と不足を持っている人はまず自分を振り返って、本当に女としてのつとめが出来ているかどうかを見つめてみる事です。
 立てる仕えるという事は、すがるということではありません。前から引っ張る事でもありません。
 この事をよく分かり、必ず後ろから押し上げる心を悟らなければなりません。

兄弟

 今の世の中は、親も子も、兄も弟も、先生も生徒もありません。とにかく上下がごちゃごちゃになってしまっています。しかし、これは神様の道では許されない事なのです。
 兄は兄だけの責任と分を備わり、弟は弟だけの責任と分を授かっているのです。神様の許しなしには絶対に弟は兄の座を、兄は弟の座を取る事は出来ないのです。
 上は下をいたわり、下は上を敬う心。兄は弟をいたわり、弟は兄を敬い、お互いに守り合ってこそお互いが栄えていけるのです。この上下の道を分からずして成功は望めません。

男の責任 女の大役

 お産をする事が女の大役だと思っている人がいます。これは大きな間違いです。女の大役はお産をする事ではありません。家をおさめ、近所、隣、親戚の端々まで円満におさめていくのが女の大役なのであります。このつとめが出来た時には、お産が大役でも何でもなくなるのであります。つわりやお産の苦しい人はまだまだ女のつとめが分かっておらず、果たしていないという事を悟らなければなりません。
 女の大役を安心して果たしていけるようにしていくのが男の責任なのであります。

終わりに

 天巳大神様は、神の道、仏の道、人の道、因縁づとめ、すべてを説き明かして下さり、あの世もこの世も、どんな悩み苦しみをも助けて下さる神様なのであります。
 『キツネで来りゃキツネだけ。タヌキで来りゃタヌキだけの教え。疑うて来りゃ疑うて返す。誠で来りゃ誠で返す』の神言葉通り、天巳大神様に願う限り「どんな事でも不足なしに聞かせて頂きます。どうぞお聞かせ下さい。教えて下さい」というだけの心になってお願いした時には、そんな悩み苦しみ、因縁、病も説き明かしお助け下さるのです。
 この世にはどうしても自分達人間だけの力でいかない事は沢山あります。神様仏様がこの世にあると分かっている人はなおさら、分からない人でも、一日も早く本当の信仰、神、仏というものに目を開き、幸せな日々を過ごされる事を望みます。
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